お知らせ一覧
News
経済産業省「フェムテック等サポート実証事業費補助金」に国立大学法人として初めて採択されました。
このたび,金沢大学は,経済産業省が実施する令和5年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」に申請し,実証事業者として採択されました。代表団体として国立大学法人が採択されるのは初めてです。
「フェムテック」は,FemaleとTechnologyをかけ合わせた造語で,女性が抱える健康課題を解決する製品やサービスなどを指します。採択事業は,令和4年4月に設立した金沢大学ダイバーシティ推進機構の企画で,大学内のトイレをフェムテック情報ステーションとし,トイレを中心に女性の健康課題に対する理解の促進を図る,ヘルスリテラシー向上を目的としたプロジェクトとなります。
ダイバーシティ推進機構では,学内の環境改善について議論を重ねていく過程でトイレに着目し,ダイバーシティについて考える場としてのトイレという提案が生まれました。誰もが使うトイレを通じて,月経や更年期といった女性の健康問題を社会課題として捉え,教育・研究機関として解決策を模索していきます。また,積極的に企業とも連携し,産学連携の研究プロジェクトの創出も目指します。
【参考】
・フェムテックを活用した働く女性の就業継続支援 (METI/経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/femtech/femtech.html
プレスリリースはこちら。