金沢大学 ダイバーシティ推進機構 Kanazawa University Institute for Promotion of Diversity and Inclusion

 

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ダイバーシティ研究環境推進シンポジウム ~多様な研究人材育成と活躍の好循環が生み出す新しい社会へ~を開催

12月23日「ダイバーシティ研究環境推進シンポジウム」を開催し,教職員,学生,市民ら約70名が参加しました。本シンポジウムは,平成29年度に本学が富山県立大学およびYKK株式会社と連携して申請し選定された文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として開催したものです。

シンポジウム前半では,和田隆志学長による開会あいさつの後,文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長の岡貴子氏による来賓あいさつがありました。続いて,本学,富山県立大学およびYKK株式会社の三機関から本事業の6年間の実績報告を行い,その後外部評価委員の行木陽子氏から本事業の講評がありました。

シンポジウム後半では,ダイバーシティ研究環境形成に貢献した教職員等および優れた女性研究者を表彰するために創設した「ダイバーシティ顕彰」の授賞式を執り行いました。受賞者を代表し,人間社会研究域人間科学系の髙橋涼子教授が「私が出会った2つの言葉~ “The personal is political” と“Nothing about us without us” ~」と題し,自身の教育研究活動を通じての経験や学びについて講演しました。

参加者らは,本学のダイバーシティに関する現状や課題を認識するとともに,より広いダイバーシティ研究環境の実現に向けて意識を新たにしました。

シンポジウムの様子
講演する髙橋教授
「ダイバーシティ顕彰」の授賞者らの記念撮影