シンポジウム・講演会
技術的集合研修「分光蛍光光度計」ビギナー講習会を開催
- 日時:平成31年3月14日(木)9時~12時
- 会場:金沢大学自然科学2号館 2C614室、2C624室
女性研究者の研究力向上を目指し、様々な機器や装置の原理や操作方法を学ぶ技術的集合研修を行っています。分光蛍光光度計 日本分光FP-8200ビギナー講習会を開催しました。参加者12名が、装置の基本原理、測定条件の設定、スペクトルデータの見方などを学びました。
- 会場の様子
「女性研究者・技術者交流会」を開催
- 日時:平成31年3月11日(月)14時~16時30分
- 会場:富山県立大学、富山新港火力発電所
科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取組の一環として、共同実施する金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社に所属する女性研究者・技術者の情報交換や交流を目的に実施しました。富山県立大学の見学に加えて富山新港火力発電所を訪問し、コンバインドサイクル発電システムを見学しました。見学会、交流会を通して終始和やかに積極的な意見交換が行われました。
英語論文執筆セミナー・査読セミナーを開催
- 英語論文執筆セミナー:平成31年2月26日(火) 9時~12時 会場 金沢大学自然科学本館101講義室
- 英語論文査読セミナー:平成31年2月26日(火) 13時30分~17時 会場 金沢大学自然科学本館101講義室
科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として,女性研究者を対象にnature research ACADEMIES「英語論文執筆セミナー」「英語論文査読セミナー」を開催し、それぞれ約40名、約30名が参加しました。ネイチャーリサーチの Jeffrey Robens氏を講師としてお迎えし,効果的な英語論文の執筆方法や建設的な査読方法などについて説明しました。参加者は説明やActivityなどを通して,英語論文を執筆し、また査読する方法について実践的に学びました。
- 会場の様子
- Jeffrey Robens 氏
平成30年度HWRNワークショップ 女性研究者フォーラム ~女性社会学者として「女性」の研究をするということ~を開催
- 日時 平成31年2月13日(水)15:00~16:25
- 会場 金沢大学 角間キャンパス 人間社会3号館 2階 会議室
- プログラム
- 14:40 受付開始
- 15:00 開会挨拶 池本良子 金沢大学学長補佐(男女共同参画推進担当)
- 15:05 講演 3件(各25分(含質疑応答))
- 16:20 閉会挨拶 眞鍋知子 金沢大学人間社会研究域人間科学系 教授
このフォーラムは,本学が構築している「北陸地域における女性研究者ネットワーク(Hokuriku Women Researchers' Network/HWRN・ホウルネット)」並びに,文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として開催したものです。今回は、「女性研究者フォーラム~女性社会学者として「女性」の研究をするということ~」のタイトルで,北陸地方で活躍する3名の女性社会学者を講師にお招きし、学内外から25名の方々にご来場いただきました。
フォーラムでは,池本良子学長補佐(男女共同参画推進担当)の開会挨拶の後,石川県立看護大学の三部倫子氏は「女子大学で研究者になった私のとある調査経験」と題して講演されました。続いて富山県立大学の濱貴子氏は、「職業婦人研究の歩みとこれから」と題し、さらに本学の日比野由利氏は「女性の役割と日本社会~これまでに行った研究から考えたこと」と題して講演されました。3名の講師は、これまでのご研究の積み重ねや、最新の研究成果をまじえてご講演くださいました。各講演の後には,質疑応答が活発に行われました。参加者からは「普段は聞くことのない研究の話や,研究者としての経験,考え方を聞くことができた。」「社会学はエンパワーメントだと思った。」「女性の先生から経験なども聞かせていただいて、本当に感動しました。」などの意見がアンケートに寄せられ,異分野の研究者交流に加えて、次世代育成を促進する機会となりました。
- 開会挨拶する池本良子学長補佐(男女共同参画推進担当)
- 三部 倫子 氏
- 濱 貴子 氏
- 閉会挨拶する眞鍋知子教授
平成30年度ダイバーシティ研究環境推進シンポジウムを開催
- 日時:平成30年12月1日(土)14時~17時
- 会場:金沢歌劇座 2階 大集会室
金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社は、昨年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択され、北陸地域における女性研究者ネットワークHokuriku Women Researchers’ Networkを基盤とし、三者が連携して支援プログラムに取り組み、北陸地域全体での女性研究者・技術者への支援を牽引しています。この取り組みの一環として、テーマを「社会を動かす多様な研究人材」とし、教育機関と企業が連携し、地域が一体となってダイバーシティを推進し、北陸地域全体の研究活動活性化に寄与することを目指し、ネットワークおよび地域全体で有効な支援策を考え、普及するためのシンポジウムを開催しました。当日は、大学、企業、研究所などから約90名の方々にご来場いただきました。
シンポジウムでは、まず山崎学長から開会の挨拶が述べられ、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 課長補佐の浅井雅司氏より来賓挨拶をいただきました。続いて、池本学長補佐(男女共同参画キャリアデザインラボラトリー長)、富山県立大学工学部長 森孝男氏、YKK株式会社専門役員(工機技術本部)喜多和彦氏より、金沢大学、富山県立大学およびYKK株式会社の三機関の本事業の取組紹介を行いました。
- 会場の様子
- 来賓挨拶 浅井課長補佐
- 取組紹介を行う 金沢大学 池本学長補佐、富山県立大学 森工学部長、YKK株式会社 喜多専門役員(工機技術本部)
基調講演では、ポーラ・オルビスホールディングス グループ研究・薬事センター執行役員の末延則子氏をお迎えしました。これまでのご経歴やウーマン・オブ・ザ・イヤーについて、化粧品及び化粧品業界に関して、また抗シワ医薬部外品の開発研究のプロセスなどが語られ、更にダイバーシティとイノベーションの関連について述べられました。
引き続いて、平成30年度はあざみ女性研究者賞授賞式と受賞者を代表して金沢大学国際基幹教育院GS教育系 教授 松井三枝氏によるご講演が行われました。
- 基調講演 末延氏
- 授賞式の様子
最後に氷見谷金沢大学理事(総務・人事・施設担当)より閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。
ダイバーシティ管理職研修を開催
- 日時:平成30年11月16日(金)12時50分~13時25分
- 会場:金沢大学角間キャンパス本部棟6階 大会議室
科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として、本学管理職を対象に「ダイバーシティ管理職研修」を開催し、学長、理事、部局長等76名が参加しました。研修では、エルゼビア・ジャパン株式会社 ソリューションマネージャーの恒吉 有紀氏が、論文実績から見たジェンダーの世界と日本の状況について説明しました。また、池本良子学長補佐(男女共同参画推進担当)から、金沢大学における女性研究者の研究活動状況について分析結果の発表がありました。参加者は,研修を通して、日本における女性研究者の割合は依然として少ないものの、学術研究論文の影響力に性差はほとんどないという状況、また金沢大学の研究者の論文発表における性差はほとんどないという分析結果を共有しました。
- 会場の様子
- 恒吉 有紀 氏
金沢女性研究者フォーラムを開催
- 日時:平成30年9月12日(水) 15時~17時30分
- 会場:金沢医科大学 基礎研究棟3階大学院セミナー室
9月12日、金沢医科大学 基礎研究棟3階大学院セミナー室にて金沢女性研究者フォーラムが行われました。2名の女性研究者による講演があり、約20名が参加し、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
特別講演会・ワークショップ「自分だけの領域に挑め!~世界と繋がるものづくり~」を開催
- 日時:平成30年8月3日(金) 13時~17時
- 会場:ITビジネスプラザ武蔵 研修室1
- 講師:きゅんくん (ロボティクスファッションクリエイター/メカエンジニア)
8月3日、講演会特別講演会・ワークショップ「自分だけの領域に挑め!~世界と繋がるものづくり~」を開催しました。聴講者は小中高大学生から大人まで幅広く、講演の後、基盤を用いた光るチョーカーの作成に取り組みました。
平成30年度HWRNワークショップ「女性研究者等研究支援制度 成果報告会」を開催
- 日時 平成30年6月23日(土)10:00~11:40
- 会場 石川県政記念しいのき迎賓館 3階 セミナールームA
- プログラム
- 09:45 受付開始
- 10:00 開会挨拶
- 10:05 成果報告(発表5件/各15分(含質疑応答))
- 11:35 閉会挨拶
- photo:研究の成果を報告する代表者
- 発表者(平成29年度女性研究者等研究支援制度採択)
課題名 液状医薬品を対象とした偽造医薬品鑑別法の開発と迅速・簡便化に関する研究 代表者 吉田 直子(医薬保健研究域薬学系) 課題名 社会性行動障害におけるカルノシンの効果検証 代表者 辻 知陽(子どものこころの発達研究センター) 課題名 アメリカの文学・文化におけるセンチメンタリティ 代表者 ハーン 小路 恭子(国際基幹教育院) 課題名 穿刺不要持続的血糖モニター(Flash Glucose Monitoring)の測定精度に関する臨床研究 代表者 大家 利恵(附属病院 代謝内科) 課題名 柴苓湯によるIgG4関連疾患モデルマウスにおける炎症並びに線維化抑制効果 代表者 白井 明子(附属病院 漢方医学科) ネットワーク
構築先呉 明美(福井大学 医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
6月23日(土)しいのき迎賓館(金沢市)にて、「女性研究者等研究支援制度成果報告会」を開催しました。当日は,学内外から23名の方にご参加いただきました。
この成果報告会は、平成29年度の女性研究者等研究支援制度に採択された7組のうち、海外留学中の方などを除く上記5組による研究発表ワークショップで、各発表後には活発な質疑応答が行われました。 参加者からは「様々な分野の研究発表を拝聴することができ、大変勉強になった」、「皆さんが積極的に聴講されていた雰囲気が良かった」 などの意見が寄せられ、異分野の研究者同士の交流が促進される良い機会となりました。
「共同研究支援成果報告会」を開催
- 日時:平成30年4月20日(金)10時30分~12時10分
- 会場:金沢大学自然科学系図書館棟 G1階 G15会議室
4月20日(金)金沢大学にて「共同研究支援成果報告会」を開催しました。「共同研究支援」は平成29年度にダイバーシティ研究環境実現イニシアティブに採択された金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社に所属する女性研究者同士の共同研究を支援し、上位職登用につながる研究力向上、育成を目指す取り組みです。この成果報告会においては、平成29年度に採択された6組の研究発表があり、当日は15名の方にご参加いただきました。共同研究により様々な新たな知見が得られていることが示され、女性研究者のポテンシャルの高さを知る機会となりました。