シンポジウム・講演会
金沢大学ダイバーシティ推進機構次世代育成部門キックオフセミナーを開催
- 日時 令和4年12月8日(木)15:00~15:55
- 形式 オンライン開催
ダイバーシティ推進機構次世代育成部門のキックオフセミナーをオンラインにて開催しました。大学教職員を中心に、約70名にご参加いただきました。金沢大学人間社会研究域人間科学系 一方井 祐子 准教授から、「理工系に女性が少ないのはなぜなのか」と題し、理工系に女性が少ない理由として考えられる様々な要因について、データに基づく分析結果をご説明いただきました。参加者からは「理系に進学し研究をしてくれる学生・研究者を増やすために何に取り組むべきかがある程度明確になった」、「様々なデータやインタビュー結果など、エビデンスをもとにお話いただいたので、非常に納得感があった」などの感想が寄せられ、理工系に進学する女性を後押しする取組について考える機会となりました。
- オンライン開催の様子
<写真>金沢大学人間社会研究域人間科学系 一方井 祐子 准教授
ダイバーシティ管理職研修を実施
- 日時 令和4年11月18日(金)13:15~14:00
- 会場 金沢大学角間キャンパス本部棟6階 大会議室
科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として,本学管理職を対象に「ダイバーシティ管理職研修」を実施し,学長,理事,部局長等の管理職86名が参加しました。
研修では,科学技術振興機構シニアフェローの渡辺美代子氏から,「性差重視で研究の質向上を目指す ―女性の活躍推進とイノベーション―」と題し,世界と日本のジェンダーイノベーションの現状や,性別を起点とした多様性の意味について講演がありました。
この研修は,参加者にとって,これからの進むべき大学の方向性や女性の活躍推進を改めて確認する機会になりました。
金沢大学ダイバーシティ推進機構ワークライフバランス部門キックオフ
男性育児休業取得促進セミナーを開催
- 日時 令和4年10月24日(月)13:00~14:30
- 形式 オンライン開催
ダイバーシティ推進機構ワークライフバランス部門のキックオフセミナーとして、男性育児休業取得促進セミナーをオンラインにて開催しました。大学教職員を中心に、約60名にご参加いただきました。東京大学大学院経済学研究科 山口 慎太郎教授から、 「男性育休」の経済学と題し、日本における育児休業の現状、本人と家族にとっての男性育休のメリット、海外ではどう男性育休取得を進めたかなど、データを示しながら説明いただき講演を行っていただきました。参加者からは「男性育休取得によるポジティブな影響を学べた」、「一般的な男性育休への抵抗感に対して、どのように説得していったらよいのか、欧州のデータを示しながら解説いただけた点がとても参考になりました。」という感想をいただき、男性が育児に関わることの大切さや必要性について考えるきっかけとなりました。本セミナーは後日学内向けにオンデマンド配信を行う予定です。
- オンライン開催の様子
<写真>東京大学大学院経済学研究科 山口 慎太郎教授
令和4年度HWRNワークショップ「女性研究者等研究支援制度 成果報告会」を開催
- 日時 令和4年7月22日(金)13:30~15:00
- 形式 オンライン開催
- プログラム
- 13:30 開会挨拶/金沢大学長 和田 隆志
- 13:35 成果報告(発表4件/各20分(含質疑応答))
- 14:55 閉会挨拶/金沢大学ダイバーシティ推進担当理事 山岸 雅子
- photo:研究の成果を報告する代表者
- 発表者(令和3年度女性研究者等研究支援制度採択)
課題名 Bacteroides fragilisの薬剤耐性機序と耐性確認試験に関する研究 代表者 坂井 優喜子(金沢大学附属病院検査部) 課題名 コロナ下におけるサービス経験の影響要因 ※演題取り下げ 代表者 張 婧(金沢大学人間社会研究域経済学経営学系) 課題名 粘土地盤における鋼矢板を用いた洋上風力発電設備基礎の挙動に関する研究 代表者 熊 曦(金沢大学理工研究域地球社会基盤学系) 課題名 IgG4関連血管病変の血管濾胞内のT細胞亜分画の解明 代表者 笠島 里美(金沢大学医薬保健研究域保健学系) ネットワーク
構築先小林 雅子,石山 進(金沢市立病院中央診療部臨床検査室) 課題名 Glyoxalase1の転写発現調節機構の全貌解明 代表者 原島 愛(金沢大学医薬保健研究域医学系) ネットワーク
構築先田中 亜紀(富山大学学術研究部薬学和漢系)
7月22日(金)に、「女性研究者等研究支援制度成果報告会」を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年度に引き続きオンライン形式で実施しました。
今回の成果報告会では、令和3年度に女性研究者等研究支援制度に採択された4組が研究発表を行い、今後の発展が期待される研究成果が得られていることが示され、女性研究者の研究力向上の一端を知る機会となりました。アンケートには、「様々な分野の方のお話を聞くことができた」、「スライドが丁寧に作られていて理解しやすかった」などの意見が参加者から寄せられました。
「共同研究支援成果報告会」を開催
- 日時:令和4年6月23日(木)10時00分~11時10分
- 形式:オンライン開催
6月23日(木)、「共同研究支援成果報告会」をオンライン形式で開催しました。「共同研究支援」では、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)に採択された金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社の3機関に所属する女性研究者同士の共同研究を支援し、上位職登用につながる研究力向上、育成を目指しています。今回の成果報告会では、令和3年度に採択された4組の研究発表が行われ、当日は21名の方にご参加いただきました。共同研究により今後の発展が期待される研究成果が得られていることが示され、女性研究者の研究力向上の一端を知る機会となりました。