シンポジウム・講演会
令和2年度ダイバーシティ研究環境推進シンポジウムを開催
- 日時:令和2年12月23日(水)15時~17時15分
- 形式:オンライン開催
金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社は、平成29年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択され、北陸地域における女性研究者ネットワークHokuriku Women Researchers’ Networkを基盤とし、三者が連携して支援プログラムに取り組み、北陸地域全体での女性研究者・技術者への支援を牽引しています。この取り組みの一環として、テーマを「多様な研究人材育成文化の醸成に向けて」とし、教育機関と企業が連携し、地域が一体となってダイバーシティを推進し、北陸地域全体の研究活動活性化に寄与することを目指し、ネットワークおよび地域全体で有効な支援策を考え、普及するためのシンポジウムをオンラインで聴講可能な形式で開催しました。当日は、大学、企業などから約80名の方々にご参加いただきました。
シンポジウムでは、まず金沢大学 山崎光悦学長から開会の挨拶が述べられ、文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室室長補佐の有薗文博氏より来賓挨拶をいただきました。続いて、金沢大学 長谷部徳子学長補佐(男女共同参画キャリアデザインラボラトリー長)、富山県立大学 理事・副学長・工学部長 中島範行氏、YKK株式会社 専門役員(工機技術本部) 喜多和彦氏より、金沢大学、富山県立大学およびYKK株式会社の三機関の取組紹介を行いました。
- オンライン配信
- 来賓挨拶 有薗室長補佐
- 取組紹介を行う 金沢大学 長谷部学長補佐、富山県立大学 中島理事、YKK株式会社 喜多氏
基調講演では、奈良女子大学研究院自然科学系生物科学領域 教授・副学長(男女共同参画担当)・男女共同参画推進機構 機構長の安田恵子氏をお迎えしました。奈良女子大学の女性活躍の現状や、奈良女子大学ならではのきめ細やかな数々の取組内容についてご講演いただきました。
引き続いて、令和2年度はあざみ女性研究者賞授賞式がとり行われました。
最後に山岸金沢大学男女共同参画担当理事より閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。
アンケートには、「奈良女子大学の取組を具体的に聞くことができて勉強になった」、「各機関ごとの特色に沿った取組み内容が興味深かった」、「学内の他分野の先生のご活躍を垣間見ることができた」などの感想が寄せられました。
- 基調講演 安田氏
- 受賞者
技術的集合研修「液クロ-質量分析研修会」を開催
- 日時:令和2年11月20日(金)9時30分~17時
- 会場:金沢大学自然科学1号館 1A626室
女性研究者の研究力向上を目指し、様々な機器や装置の原理や操作方法を学ぶ技術的集合研修を行っています。今年度は「液クロ-質量分析研修会」を開催しました。研修の参加者は、液体クロマトグラフ-質量分析の原理、装置の操作方法、メソッド開発と定量・定性分析方法などを学びました。
ダイバーシティ管理職研修を開催
- 日時:令和2年11月20日(金)13時00分~13時40分
- 会場:金沢大学角間キャンパス本部棟6階 大会議室
科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の取り組みの一環として、本学管理職を対象に「ダイバーシティ管理職研修」をオンラインにて開催し、学長、理事、部局長等の管理職80名が参加しました。研修では,株式会社インソース講師 庭野 和子氏から、「ウィズコロナ・ポストコロナ時代のダイバーシティ」と題し、コロナ禍によって変化した働き方を踏まえ、「不要不急」から「必要緊急」となったダイバーシティ推進とその教育について説明を受けました。参加者は研修を通してダイバーシティ推進の鍵となるアンコンシャス・バイアスや、個人の意識とスキルの両方へアプローチすることの大切さについて認識を共有しました。
- 会場の様子
- 株式会社インソース講師 庭野 和子氏
「共同研究支援成果報告会」を開催
- 日時:令和2年9月9日(水)10時30分~12時25分
- 形式:オンライン開催
9月9日(水)金沢大学にて「共同研究支援成果報告会」を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン形式での実施となりました。「共同研究支援」では、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)に採択された金沢大学、富山県立大学、YKK株式会社の3機関に所属する女性研究者同士の共同研究を支援し、上位職登用につながる研究力向上、育成を目指しています。今回の成果報告会では、令和元年度に採択された7組の研究発表が行われ、当日は25名の方にご参加いただきました。共同研究により新たな知見が得られていることが示され、女性研究者の共同研究による研究力向上の一端を知る機会となりました。
令和2年度HWRNワークショップ「女性研究者等研究支援制度 成果報告会」を開催
- 日時 令和2年8月27日(木)10:00~11:30
- 形式 オンライン開催
- プログラム
- 10:00 開会挨拶/金沢大学長 山崎 光悦
- 10:05 成果報告(発表4件/各20分(含質疑応答))
- 11:25 閉会挨拶/金沢大学男女共同参画担当理事 山岸 雅子
- photo:研究の成果を報告する代表者
- 発表者(令和元年度女性研究者等研究支援制度採択)
課題名 外洋における白金の分布について 代表者 眞塩 麻彩実(金沢大学理工研究域物質化学系) 課題名 リンパ管新生が皮膚創傷治癒に及ぼす影響の検討 代表者 中島 由加里(金沢大学医薬保健研究域保健学系) 課題名 消化管における宿主と腸内細菌の相互作用メカニズム解明 代表者 堀 亜紀(金沢大学医薬保健研究域薬学系) 課題名 大学生の定期健康診断結果から見る摂食障害の実態調査とその対策への提言 代表者 小笠原 知子(金沢大学保健管理センター) ネットワーク
構築先岡崎 玲子(福井大学保健管理センター)・水上 喜美子(医薬保健研究域医学系精神行動科学)
8月27日(木)「女性研究者等研究支援制度成果報告会」を開催しました。当日は、34名の方にご参加いただきました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン形式での実施となりました。
今回の成果報告会では、令和元年度に女性研究者等研究支援制度に採択された4組が、研究発表を行い、多岐にわたる発表毎に活発な質疑応答が行われ、異分野交流の有意義な機会となりました。アンケートには、「様々な研究分野で活躍される方の発表に触れることができた」「難しい内容を,大変分かりやすく説明されていた」などの意見が参加者から寄せられました。
特別講演会+ワークショップ「見たことないモノの作り方」を開催
- 日時:2020年8月7日(金) 13時~15時
- 会場:ITビジネスプラザ武蔵 研修室2
- 講師:太田志保氏 (IT技術者・メイカー・漆芸作家)
8月7日、特別講演会+ワークショップ「見たことないモノの作り方」を開催しました。参加者は小学生を中心に大人まで幅広く、光の明暗をスイッチとして使うオルゴールの制作に取り組みました。